誰といつ行く

時間を忘れる静かな旅行

体験プランその③

◆季節・・・春から秋   ◆所要時間・・・車で1日

歴史を伝える神社仏閣、仏道修行の霊地、佐久のソウルフード「鯉料理」を味わう、心のやすらぎと内なるパワーに満ちたコースをご紹介。大人の癒しをテーマにした1日旅にお出かけください。

①午前9時  断崖に佇む石仏 閼伽流山明泉寺閼伽流山3.jpeg

そそり立つ岩肌、崖下に並ぶ無数の石仏群。ここ、閼伽流山はかつて仏道修行の霊地として知られ、佐久の隠れた名勝地の一つ。閼伽はサンスクリット語で「清らかな水」という意味より冷水が流れる山ということから閼伽流山の名がつけられた。 ふもとの明泉寺から山頂まで30分程のハイキングコース。観音堂のある山腹に並ぶ何十体もの石仏と断崖のスケールは圧巻。さらに山頂の仙人ヶ岳からは佐久平が一望できる。





貞祥寺2.jpeg②午前11時 禅宗の山寺で癒される 貞祥寺

七堂伽藍を誇る、佐久地方きっての古刹「貞祥寺」。大永元年(1521)前山城主伴野貞祥が節香徳忠禅師を招いて創建した。紅葉に染まる秋の三重塔、苔むした初夏の境内など四季折々の美しさを体感できる静寂の山寺だ。



③正午 名産を堪能する 佐久鯉料理藤村4.jpeg

佐久が誇る特産の一つ「佐久鯉」。江戸初期より時の藩主に献上した記録を持ち、その食文化は脈々と今に伝えられている。 佐久の鯉は、清冽な水に育てられ臭みが無く、また肉厚で見の締まった歯ごたえが特徴。知名度に甘んずることなく鯉を扱う各店が鎬を削り本当に美味しい鯉料理を提供してくれる。


ぴんころ使用.jpeg④午後1時 健康長寿を願う ぴんころ地蔵尊

健康長寿のまちとして全国的にも知られる佐久にある注目のスポット。 微笑ましい姿が人気の「ぴんころ地蔵尊」は、多くの健康長寿祈願に訪れる参拝客を癒しの表情で迎えている。




⑤午後2時 佐久の総社 新海三社神社新海三社.jpeg

古くから佐久の総社と言われ、佐久地方開拓の祖神、興波岐命(おきはぎのみこと)が祀られている。延文年間の『諏訪神社明神画詞』には「新開(にいさく)」の神と記され、この「開(さく)」が佐久の語源となったという説もある。また、この社のある「田口」という地名も初めて田が開かれたことに由来する。 境内には国の重要文化財に指定された東本社や三重塔、樹齢数百年と言われる杉並木があり、秋の紅葉の時期には京都のような風景に。