体験プランその②
◆季節・・・春から秋 ◆所要時間・・・自転車で1日
蓼科山の麓「大河原峠」。5月連休を過ぎた頃、冬季通行止めが解除され、遅い春がやってくる。下界の暑さと比べ驚くほど冷涼な夏、色とりどりの錦に飾られる秋。季節の移り変わりとともに、その姿を美しく変貌させる「大河原峠」は多くの登山客、ツーリング客の訪れる佐久市で最も標高の高い観光地点。この大河原峠をのんびりと自転車で登る。車やバイクでは気が付くことのない自然、景色を見つけることができる。
①午前9時 さあ出発だ!
蓼科スカイラインを野沢方面から登り始める。登り始めこそキツイ坂道が続くが、山村に流れるゆっくりとした時間を感じながら自分のペースで登って行く。途中、青空を映した湖のほとりで一息いれる。気軽に気ままな寄り道が自転車旅行の魅力のひとつ。
②午前11時 ひとやすみ
登り始めて2時間もすれば、「春日渓谷」を見下ろせるポイントが見えてくる。絶景ポイントを探し出したら、一休み。浅間連峰を望みながら腹ごしらえをしよう。別荘地帯を抜ければ峠のてっぺんまであとわずか。残りの登りをがんばって!
③午前11時半 絶景を眺める
登り始めは曇っていても、運が良ければ雲を抜けて一面の雲海を見ることができる。雲が無ければ佐久平を一望し、美しい浅間連峰、上田市街地まで望むことができる。自転車で登ってこの景色が見られることが最大の魅力。
④正午 峠のてっぺん
登山客やツーリング客に人気の「峠カフェ
アダモ」。自家栽培の野菜や地元の食材を使った日替わりのランチメニューや、自家栽培のハーブを使ったオリジナルのハーブティー、スイーツが楽しめます。旅先での出会いも大きな魅力のひとつ。忘れられない思い出をつくろう。
⑤午後1時 林道「唐沢線」
「大河原峠」から林道「唐沢線」で望月地区へ向かう。緑のトンネルを進むのが「唐沢線」の魅力だ。スピードを上げず、自然の声を聴きながら下ろう。
⑥午後2時 望月高原牧場>
「唐沢線」の途中で「春日温泉」方面に右折すると、望月高原牧場が見えてくる。それまでの風景から一変する青々とした牧場風景は感動を与えてくれる。夏場には放牧された牛が歓迎してくれることも。
⑦午後3時 美肌の湯で癒す
「美肌の湯」として有名な「春日温泉」。最高の泉質が疲れた体を癒してくれる。温泉で十分あたたまり、ゆっくりとした下り坂を一時間程下れば佐久市街地となる。一日かけて自然と遊ぶ。これが大河原峠と自転車の魅力だ。