しだれ桜の名所、平安時代開山の古刹
平安時代の大同2年(807)開基と寺に伝わる真言宗智山派の古刹。江戸初期の火災で難を逃れた鎌倉時代の本尊阿弥陀如来座像と日光月光両菩薩、毘沙門天、雨宝童子が現存し大切に祓られています。阿弥陀如来座像(国定 重要文化財)をはじめ、愛染明王絹本掛軸(県宝 文化財)など見所はたくさん。
また、春には樹齢300年を越えるしだれざくらが境内に彩を添え、佐久の桜の名所の一つとして多くの人々が訪れます。
鎌倉の作風を今に伝える阿弥陀如来坐像
作年代=鎌倉時代初期(建仁三年西暦1203年) 像の内側に建長二年(1205年)暦応三年(1340年)元禄九年(1696年)の三回にわたり、色のぬりかえ、修理をおこなった銘があります。これよると、建仁三年に幸筌があらたに御堂を建て同時にこの像も作ったとされています。平安時代の阿弥陀像は温和につくられているのが普通です。この像も平安時代の作風を残して優しい感じを受けますが、もり上がった広い肩の張りなど、全体に男性的な迫力があります。衣文の線もこれに見合って刀の入りが深く、強いヒダを刻んでいます。いずれも典型的な鎌倉時代初期の作風が感じられます。

国定重要文化財 阿弥陀如来坐像


















































